重曹が適していない場所
重曹は身体に負担をかけない成分のため、様々な場所の掃除に活用できると言われているアイテムです。
しかしながら、重曹が適していない場所もあるため、基本だけ押さえておくようにしましょう。
重曹の色が黒くなってしまうので、アルミ製のものには対応できません。
それから、畳や木の掃除で拭くときに使うと、黄ばみの理由となってしまうので控えましょう。
テフロン加工されているものについても、適しませんので気を付けましょう。
重曹は、排水溝の掃除にも力を発揮するものですが、排水溝掃除でのトラブルが頻発していることを把握しておきましょう。
排水溝の掃除を行う際は奥側まで手が入らないので、重曹を振りかけてから流すなどして行いますが、多くの重曹をかけてしまう人がいます。
排水溝内部で重曹が固まった状態になり、詰まってしまうなどの問題が起こっています。
そういう問題を引き起こさないために、適した分量を考慮して取り扱ってください。
もしも詰まりが発生した際は、熱いお湯を流してみたり、固い棒で突いてみたりするなどのやり方で改善できることもあります。
重曹を部屋の掃除以外の洗顔や入浴剤などに取り入れたいときには、食用や薬用のランクに位置付けられているものを選ぶようにしてください。
重曹は、数多く売られている洗剤と比較すると相当に身体にとって影響の少ない成分ですが、短所がないわけではありません。
肌が刺激に弱い人にとっては負担を感じることもあるので、肌が弱い人は直に触れないように注意を払う必要があります。
なお、強い肌だという人でも重曹掃除などの完了後には、スキンケアを施すようにしましょう。
掃除は普段から盛んに行うものなので、トラブルとは無縁でいたいものですね。